カサノバ
IL CASANOVA DI FEDERICO FELLINI



監督:フェデリコ・フェリーニ
出演:ティナ・オーモン
    マルガレート・クレマンティ
(1976年イタリア映画・154分)

■サザーランドの役■
カサノバ

サザーランド度★★★

■うーーーん・・・。説明は不要でしょうね・・・。希代の色事師カサノバです。いやー。私これ見る前はもっともっとロマンティックな話だと思っていたんですよ(愚かである)。カサノバって作家で詩人で女殺しで・・・と。たしかにそうなんですけどね、まるっきり種馬扱いなんですよね(ああ言ってしまった)。なんですか、華麗な女性遍歴うんぬんよりもセックスに強いというのがウリだったみたいですねカサノバって。ま、わかりやすいといえばわかりやすいですが(笑)。それをわざわざ我らがサザーランドにやらせなくたって(爆)。でもフェリーニの気味悪いほど幻想的な世界に違和感なくおさまってるんですよね。フェリーニが偉大なのかサザーランドが偉いのか・・・。何はともあれ、行為の最中のサザーランドの表情がすごいことは確かです。笑えます。彼の名演のおかげでうまい具合に滑稽な大人の映画になってるような気がするんですが・・・。

■カサノバですから、さすがに女性関係は華やかで魅せてくれます。フランス大使の愛人、お針子、学者の娘などなど、カサノバという御人はすぐに恋に落ちてしまうんですねええ。ああ生粋のイタリアン。ちゃきちゃきのヴェネチアっ子ってとこですか(どこが)。いろんな女を愛しても愛してもなぜか満たされないカサノバくんはついに究極の恋人を見つけるんですが、これが切ないのなんのって。ドレスデンに滞在しているときに出会った最愛の人はああ人形なんですね。ドレスデンですからね、マイセン人形の産地ですよね。よくぜんまい仕掛けの人形がめちゃめちゃリアルに動いたりするじゃないですか。で、顔はつるつるして絹のようなの。その完璧な人形とカサノバが踊るシーンの幻想的なこと!!この映画見ててはじめてサザーランドかっこいい〜と思った貴重な瞬間です(爆)。


■カサノバ(VHS)CBS/SONY ※廃盤




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