リバー・ランズ・スルー・イット
A RIVER RUNS THROUGH IT

(1992米/監督:ロバート・レッドフォード/出演:クレイグ・シェーファー、ブラッド・ピット)

ピットの出世作として名高い映画だが、見どころは何といっても、釣り糸が川面をなぞって揺れるシーン。糸が弧を描いて水面を切るさまは、まさに芸術!釣りをアートにまで完成させた弟(ピット)は、現実社会で生きるには、あまりに繊細すぎた。
【原作】
マクリーンの川』 ノーマン・マクリーン(集英社)


リバー・ランズ・スルー・イット


リビング・デイライツ/007
THE LIVING DAYLIGHTS

(1987英/監督:ジョン・グレン/出演:ティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ)

T・ダルトン主演の第1作。思いっきりあごの割れたダルトンは、写真で見るよりも繊細な印象。今までの軽いボンドと違い、本気で女性を愛してしまったりする。相手役のマリアムもいわゆるボンドガールたちよりも清楚で、ひとりの女性として描かれているのが新鮮。ボンドは交代しても"Q"は変わらず。凝った研究室シーンがうれしい。


007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション【007】


リフ・ラフ
RIFF-RAFF

(1991英/監督:ケン・ローチ/出演:ロバート・カーライル、エマー・マッコート)

ビデオで撮ったような自然な感じでありながら、登場人物たちの会話がすみずみまで面白く、ユーモアもあって皮肉もたっぷり。貧しいし仕事もロクなもんじゃないし、ちっとも冴えない生活なのに、なぜか彼らのすることなすことジワ〜っとおかしい。なかでもロバート・カーライルのナチュラルでクールな魅力はとても新鮮。不器用なんだけどナイーヴで何ともやりきれない表情が心に染みる。歌手を夢見る少女との同棲生活もリアルでいい。誕生日を祝ってもらうことになれてないカーライルが鼻をすするシーンにはグッときてしまった(笑)。彼には当時から男泣きがよく似合う。




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