ラスト・ワルツ
THE LAST WALTZ
(1978米/監督:マーティン・スコセッシ/出演:ザ・バンド、ボブ・ディラン)
ボブ・ディランのフォークからロックへの転身は、ザ・バンド抜きでは実現しなかった。ディランからロックがはじまったとすれば、ザ・バンドの歴史はそのままロックの歴史でもある。その偉大なバンドの解散コンサートの模様とメンバーへのインタビューで構成されているのがこの映画だ。豪華なゲストとのセッションが見ものだが、注目はエリック・クラプトンとロビー・ロバートソンのギター・バトル。また、気心の知れたボブ・ディランがリードしてのラスト3曲も素晴らしい。親友・ロバートソンがディランの叫びに応えるように、ブルース・ギターをかき鳴らす姿は、何度観ても泣ける。「素晴らしい人たちが音楽に死んでいった。(僕は)とてもそんな生き方はできない」ヒッピー文化をクールに見つめてきたロバートソンが語った解散の理由。渋すぎる!!
ラスト・ワルツ 特別編