ラッシュアワー2
RUSH HOUR 2

(2001米/監督:ブレット・ラトナー/出演:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー)

「1」よりも断然パワーアップした2作目。カンフーおたくである監督の趣味で「燃えよドラゴン」からの引用の数々も楽しめるし、ジャッキーはますますジャッキーらしくなってファンを裏切らないし、クリス・タッカーときたら、うるさーーい!!ってくらいに相変わらずよくしゃべる(笑)。ひさしぶりになーんにも考えずにガハハと笑える映画を見た。


ラッシュアワー2


ラビナス
RAVENOUS

(1999米/監督:アントニア・バード/出演:ロバート・カーライル、ガイ・ピアース)

バード監督とカーライルのコンビだから、ぜったいに面白いだろうとは思ったのだが、まさかこんな映画だとは・・・。すごいキワモノ(笑)。これ、ホラーファンやグロ映画フリークにとっては、まったくもって甘っちょろい映画だと思うのだが、普通に「フル・モンティ」が好きなカーライルファンや、英国映画好きが見ちゃったら、びっくりするんじゃないだろうか。だって、カーライルがガイ・ピアースが口のまわり真っ赤にしながら人肉食べちゃうのよ。それをバード監督がのほほんとユーモラスに綴っちゃうもんだから、笑っていいのかわるいのか(笑)。他のどんな作品よりも大いに変態なカーライル、それでも彼が神に見える瞬間があります。前々から書いているが、私はこれをカーライルマジックと呼ぶ(アホ)。

ラビナス


ラヴ・ストリームス
LOVE STREAMS

(1984米/監督・主演:ジョン・カサヴェテス/出演:ジーナ・ローランズ、シーモア・カッセル)

神経の糸をヤスリで少しずつ削っていくような感じ・・・そんな表現がぴったりだと思うほどこの映画は胸が痛くてしょうがない。狂気と正気の境目で自分の立っている場所を見失ったらどうなるか?現実ではこんな体験めったにないが、映画を観ている間中、私はずっとこの不安定な状態を味わされていた。すごく真面目なことを言っているのに異常にしか見えない姉と、人を愛したいのにうまく愛せない弟をカサヴェテス夫妻が演じるのだから強烈だ。これだけ自分の中に潜む狂気を描ききることができるなんて凄い。鳥肌ものだ。ラストでジャズを聴くカサヴェテスは、大仕事を終えた作家のように見えた。これが監督兼俳優である彼の素顔なんだろうか??




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