やまねこする30冊



■「ヒッチコック映画術」 フランソワ・トリュフォー(晶文社)
  座右の書。本棚と机の上と、2冊あります。

■「監督 小津安二郎」 蓮實重彦(筑摩書房)
  基本的に蓮實は好きではないが、本書は映画批評の一つの頂点だと思う。

■「溝口健二の人と芸術」 依田義賢(社会思想史)
  溝口の映画って、結構私生活とオーバーラップするんですよね。だから面白い。

■「シネアルバム−イングリッド・バーグマン−」 (芳賀書店)
  すべてはここから始まった。ぼくの映画系統樹の一番最初にある本。

■「映画千夜一夜」 淀川長治、蓮實重彦、山田宏一(中央公論社)
  淀川翁を立ててるようで自己主張の多い面々。

■「映画は判ってくれない」 梅本洋一(フィルムアート社)
  一番好きな評論家。映画の面白さを教えてくれた教科書のような本。

■「マルコムX自伝」 マルコムX(河出書房新社)
  映画より断然おもしろい。本当のマルコムXはアナーキーでもなんでもない。

■「アストル・ピアソラ−闘うタンゴ」 斉藤充正(青土社)
  その名の通り“闘うピアソラ”の全てを語り尽くしてくれた斉藤氏の力作。

■「ヘッダ・ガーブレル(ヘッダー・ガブラー)」 イプセン(岩波文庫)
  こんな重く堂々とした戯曲を芝居で堪能してみたい。

■「トリフィド時代」 ジョン・ウィンダム(創元推理文庫)
  小学生の頃はまりにはまったSF小説。ようやく復刻本も出ました。

■「やけたトタン屋根の猫」 テネシー・ウイリアムズ(新潮文庫)
  高校生の頃、演劇少年だったぼくは密かにこの役に憧れてました。

■「欲望という名の電車」 テネシー・ウイリアムズ(新潮文庫)
  ヴィヴィアン・リーは適役と疑わないけど、杉村先生は遠慮して欲しかった・・・。

■「24人のビリー・ミリガン」 ダニエル・キイス(早川書房)
  どれだけの友人に薦めたことか。オホホホ、初版で持ってるもん。

■「シャイニング」 スティーブン・キング(文春文庫)
  キューブリック版はこの原作の十分の一も怖さを伝えていない。

■「ねじの回転」 ヘンリー・ジェイムズ(新潮文庫)
  無人島に一冊だけ持っていくことを許されるとしたら、迷わずこの本を選びます。

■「泥棒日記」 ジャン・ジュネ(新潮文庫)
  人は誰も罪を持つという考えが根底にあるのです。

■「蜘蛛女のキス」 マヌエル・プイグ(集英社文庫)
  映画版はぼくのイメージとは全然違う。原作は涙が出るくらいに切ない。

■「アブサロム!アブサロム!」 ウイリアム・フォークナー(集英社世界文学全集)
  「風と共・・・」とは対極の南部の姿。「八月の光」よりもきわどい。

■「緋文字」 ホーソン(新潮文庫)
  主人公のイメージはぼくの中ではバーグマンとM・クリフト。

■「ドリアン・グレイの肖像」 オスカー・ワイルド(新潮文庫)
  ドリアン・グレイになることを夢見ながらこの年になってしまった・・・。

■「流れる」 幸田文(新潮文庫)
  幸田文の長編小説。この文体に惚れてます。彼女の随筆も大好き。

■「天上の青」 曽野綾子(新潮文庫)
  M君事件に触発されて書かれた作品。白竜主演のTVドラマはリアルだった・・・。

■「土」 長塚節(新潮文庫)
  父の厳しさと娘への思いが痛切に綴られてます。ぼくが監督なら絶対映画にしたい。

■「美食倶楽部」 谷崎潤一郎(ちくま文庫)
  『ソドム・・・』をあげるまでもなく、食にこだわりあれば性にもこだわりありという こと。

■「遠野物語」 柳田国男(岩波文庫)
  この本を読む度、現代日本の歩みが間違ってる気がしてならなくなる。

■「世界動物発見史」 ヘルヴェルト・ヴェント(平凡社)
  博物学的な観点にたった動物発見ドキュメント。奇妙奇天烈摩訶不思議。

■「快楽の転移」 スラヴォイ・ジジェク(青土社)
  わからないからいい。ラカンはワカラン。

■「オカルト」 コリン・ウイルソン(平河出版社)
  古今東西のオカルト譚をよくぞここまで集めた。「超オカルト」「ミステリーズ」も◎。

■「性のアウトサイダー」 コリン・ウイルソン(青土社)
  犯罪者だとか倒錯者だとか、基本的にこういう人に惹かれるようで・・・。

■「死体は語る」 上野正彦(時事通信社)
  生々しい表現の割に落着いた語り口で、読み応えがありました。







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