■「ヒッチコック映画術」
フランソワ・トリュフォー(晶文社)
座右の書。本棚と机の上と、2冊あります。
■「監督 小津安二郎」
蓮實重彦(筑摩書房)
基本的に蓮實は好きではないが、本書は映画批評の一つの頂点だと思う。
■「溝口健二の人と芸術」
依田義賢(社会思想史)
溝口の映画って、結構私生活とオーバーラップするんですよね。だから面白い。
■「シネアルバム−イングリッド・バーグマン−」
(芳賀書店)
すべてはここから始まった。ぼくの映画系統樹の一番最初にある本。
■「映画千夜一夜」
淀川長治、蓮實重彦、山田宏一(中央公論社)
淀川翁を立ててるようで自己主張の多い面々。
■「映画は判ってくれない」
梅本洋一(フィルムアート社)
一番好きな評論家。映画の面白さを教えてくれた教科書のような本。
■「マルコムX自伝」
マルコムX(河出書房新社)
映画より断然おもしろい。本当のマルコムXはアナーキーでもなんでもない。
■「アストル・ピアソラ−闘うタンゴ」
斉藤充正(青土社)
その名の通り“闘うピアソラ”の全てを語り尽くしてくれた斉藤氏の力作。
■「ヘッダ・ガーブレル(ヘッダー・ガブラー)」
イプセン(岩波文庫)
こんな重く堂々とした戯曲を芝居で堪能してみたい。
■「トリフィド時代」
ジョン・ウィンダム(創元推理文庫)
小学生の頃はまりにはまったSF小説。ようやく復刻本も出ました。
■「やけたトタン屋根の猫」
テネシー・ウイリアムズ(新潮文庫)
高校生の頃、演劇少年だったぼくは密かにこの役に憧れてました。
■「欲望という名の電車」
テネシー・ウイリアムズ(新潮文庫)
ヴィヴィアン・リーは適役と疑わないけど、杉村先生は遠慮して欲しかった・・・。
■「24人のビリー・ミリガン」
ダニエル・キイス(早川書房)
どれだけの友人に薦めたことか。オホホホ、初版で持ってるもん。
■「シャイニング」
スティーブン・キング(文春文庫)
キューブリック版はこの原作の十分の一も怖さを伝えていない。
■「ねじの回転」
ヘンリー・ジェイムズ(新潮文庫)
無人島に一冊だけ持っていくことを許されるとしたら、迷わずこの本を選びます。
■「泥棒日記」
ジャン・ジュネ(新潮文庫)
人は誰も罪を持つという考えが根底にあるのです。
■「蜘蛛女のキス」
マヌエル・プイグ(集英社文庫)
映画版はぼくのイメージとは全然違う。原作は涙が出るくらいに切ない。
■「アブサロム!アブサロム!」
ウイリアム・フォークナー(集英社世界文学全集)
「風と共・・・」とは対極の南部の姿。「八月の光」よりもきわどい。
■「緋文字」
ホーソン(新潮文庫)
主人公のイメージはぼくの中ではバーグマンとM・クリフト。
■「ドリアン・グレイの肖像」
オスカー・ワイルド(新潮文庫)
ドリアン・グレイになることを夢見ながらこの年になってしまった・・・。
■「流れる」
幸田文(新潮文庫)
幸田文の長編小説。この文体に惚れてます。彼女の随筆も大好き。
■「天上の青」
曽野綾子(新潮文庫)
M君事件に触発されて書かれた作品。白竜主演のTVドラマはリアルだった・・・。
■「土」
長塚節(新潮文庫)
父の厳しさと娘への思いが痛切に綴られてます。ぼくが監督なら絶対映画にしたい。
■「美食倶楽部」
谷崎潤一郎(ちくま文庫)
『ソドム・・・』をあげるまでもなく、食にこだわりあれば性にもこだわりありという
こと。
■「遠野物語」
柳田国男(岩波文庫)
この本を読む度、現代日本の歩みが間違ってる気がしてならなくなる。
■「世界動物発見史」
ヘルヴェルト・ヴェント(平凡社)
博物学的な観点にたった動物発見ドキュメント。奇妙奇天烈摩訶不思議。
■「快楽の転移」
スラヴォイ・ジジェク(青土社)
わからないからいい。ラカンはワカラン。
■「オカルト」
コリン・ウイルソン(平河出版社)
古今東西のオカルト譚をよくぞここまで集めた。「超オカルト」「ミステリーズ」も◎。
■「性のアウトサイダー」
コリン・ウイルソン(青土社)
犯罪者だとか倒錯者だとか、基本的にこういう人に惹かれるようで・・・。
■「死体は語る」
上野正彦(時事通信社)
生々しい表現の割に落着いた語り口で、読み応えがありました。
|