抱かグラ2004>[17]耳とエロス

どうにでもして!って声の人ポパイといえばジーン・ハックマン
モノローグならビリー・ボブ・ソーントンアモーレ・ミオ・マルチェリーノ!


どうにでもして!って声の人


Miki■平安時代のお貴族様たちは、文通でわくわく→いきなり夜→後朝の別れで顔見てガッカリ。みたいな、顔知らない人とでも、和歌と暗がりの香りと声に恋をしてたとか。事後に顔見てどう思うかはともかく、確かに声ってある種フェロモンを持っているような気がします。(香りはまた別の機会に)という訳で、声だけで「もうどうにでもして」な人、いらっしゃいますか?私、テレ東の昼下がりあたりにやってるトホホな吹き替えもキライじゃないです。(実は好きなくらいだ)あと香港映画とかはオリジナル自体、声優が声いれてるようですね。欧州系やクラシックもナゾだけど。でも、私の場合、基本的には演じてる役者さんのご本人の声が聞きたい。しかもその人の母国語でしゃべってるのがいい。
ヴァンサン・カッセル(仏語)→英語はイヤです。たとえ、ヒュー・グラントの吹き替え役でもおフランス語を。
マルチェロおじさん(伊語)→基本が喧嘩腰な筈のこの言葉を甘く、エロくしゃべるのが!!!
ロバート・カーライル(裏返り声?)


TOMO■声だけでいい人。竹野内豊。

おがさ■田辺誠一。見た目もいいけど(ハ〜ト)。外国人は何言っているのかわからないというハンディがあるけれど、コリン・ファースの苦味ばしった低音の説教口調、どうにでもして欲しいです。

しみず■ビリー・ボブ・ソーントン。「バーバー」全篇に流れるモノローグは殺人的です。映画が終わった後は、頭の中がビリー・ボブ一色になります。くらくら。ジョン・マルコヴィッチ。ビリー・ボブが出現するまでは私の中で不動のナンバーワンでした。ずっと耳元でささやかれているような「マルコヴィッチの穴」では気がおかしくなりそうでした。くらくら。

Miki■あ、「中川家」の弟(礼二?)が香港映画の真似してるのはかなり好き。あれは、懐かしのサモハンキンポーあたりなんでしょうか。名前の区切りがどこだかわからずベタうちです。は、抱かグラに出すネタじゃないわ。。。

かな■既に語りまくりだけどやっぱりカーライル。ケイン様も良いですね。コックニー訛りで口説いてほしいかも。

Canto■ジーン・ハックマン。あの横柄な口調で「コピーを取れ!」とか「おやつ買ってこい!」とか命令されてパシリをやってみたい(ちょっと違う?)。ジョン・マルコビッチ。何と言うか文句のつけようがありません。

Miki■「おやつ買ってこい」って・・・!

Canto■何か凄く可愛かったんですよ。「エネミー・オブ・アメリカ」でウィル・スミスにウィンクしながらお菓子をぽりぽりするハックマン。



ポパイといえばジーン・ハックマン


うさっぺ■あれ?意外。ジーン・ハックマン「抱かグラ」初登場ですか?「追いつめられて」で愛人を転落死させて大狼狽する国防長官とか、「目撃」で後援者の若妻にSMプレイを強要して死なせちゃう大統領とか、「権威」と「あんぽんたん」の二本柱で血を通わせたらピカイチ♪「許されざる者」の保安官だって、影では妙な性癖持ってそうだったもん。「ロイヤル・テネンバウムス」の困ったちゃんオヤヂもラブリーだったわ。

カポ■きゃ〜、包まれたひぃ〜〜〜! 「追いつめられて」「目撃」は同一人物かと思っちゃいますよね。(笑)。トムちんの「ザ・ファーム」でもイヤらしかったなぁ〜〜〜(love)。最近はフェロモンもエロ・エキスも枯れてきたのか 「ザ・プロフェッショナル」とか「ニュー・オリンズ・トライアル」辺りでは渋茶加減がこれまたいいですわ〜。

Canto■そういえば初登場ですかぁ。「ミシシッピー・バーニング」でデフォーを若造扱いしてねちねちイヤミ言うところが忘れられない。「エネミー・オブ・アメリカ」はちょっと可愛かったですね。売れない頃のハックマンに故淀川長治さんが「あなたはきっと売れるよ」と言ったら大感激したそうですが、渋茶加減から時々顔を出す子供っぽいところにオヤジの魅力を感じますね。

しみず■「ザ・ファーム」はいやらしかった!おまけにふてぶてしいし。鼻を真っ赤に塗った?「ハートブレイカー」もエロオヤジ炸裂でした。よくやるなあ。それに比べて「ロイヤル・テネンバウムズ」のいじらしかったこと!もっともっとこういう役やってほしいですー。



モノローグならビリー・ボブ・ソーントン


うさっぺ■「アラモ」観て来ました。わっひゃぁああ。デイビィ・クロケットなビリー・ボブの渋いこと、渋いこと。前回の「抱グラ」でブッサイクだなんて言ってゴメンよ、ボブ。懐の深ぁーい笑顔に釘付け。顔に似合わず(まだ言う)バイオリンなんか弾いちゃうんですよぉ。ああ、バイオリンになりたいッ。

しみず■アラ、モー見ちゃったんですか(さむい)。・・・冗談はさておき。うさっぺさん!とうとう、ビリー・ボブの毒牙にかかってしまいましたね!バイオリンを弾くビリー・ボブ!うわあ、見たい!

かな■そうそう、笑顔が渋いんですよねー。蔭のある笑顔。「チョコレート」が一番好き。しみじみカッコイイ〜と思ってしまいました。「ラブ・アクチュアリー」のアメリカ大統領役もそれなりに見えてびっくり。「ディボース・ショウ」の金持ち役も楽しそうでよかったなー。

しみず■彼は笑うとほんとにいい顔になるんですよね。なんでしょう。得体の知れない魅力のある人ですわ。激しいところとその笑顔のギャップがいいのかなあ? 私的には「バーバー」でも「チョコレート」でも、さびしそうな佇まいが、なんともいえず好きですね。



かな■しみずさん!「English journal」って雑誌の付録CDにビリー・ボブのインタビューが収録されてますよ!「アクターズ・スタジオ・インタビュー」のもので、リスニング教材用らしく、ちゃんと台本みたいなのが書いてあるので(「当時の妻はアンジェリーナ・ジョリー」とかって注釈まである)ばっちり聴き取りができるみたいです。(買ってないのでわかりませんが)

しみず■ビリー・ボブの声を聴きながら英語のお勉強ですか〜。うーん。あの声は危険ですよ〜。もう一発で洗脳されてしまいそうです。「イングリッシュ・ジャーナル」読者にビリー・ボブファン急増の予感(笑)。「アクターズ・スタジオ・インタビュー」はですね、もうアンジェリーナとラブラブな頃で、彼の話を聴いている客席の生徒さんたちがうっとりしているんですよ。もちろん、テレビの前の私もうっとり(笑)。



アモーレ・ミオ・マルチェリーノ!


Miki■ええ、しつこかろうがなんだろうが行きますよ。好きだから。マルチェロおぢさんは、私にとってはアル様と対極にありますが、なんでこうどっちも好きなのかナゾです。まぁ、マルチェロおぢさんについてはどちらかと言うと「一緒にぼーーーっとしてたいわ」な対象ですね。いろいろ楽しく過ごさせてくれそう。(茶のみ友達か!?)フェリーニ映画祭で抜粋が出ていたメイキング映像でも、監督の言った事はなんでも素直にこなし、他の役者と違って決して文句を言わない、とのエピソードが印象的でした。優柔不断と言われたらそうなのかもしれませんが、私、目くらんでますんで。はっはっは。

しみず■NHKで見た晩年のインタビュー映画でも、“役者なんて簡単。役作りする必要はない”みたいなことを非常にナチュラルにおっしゃっていて、なんとなくフェリーニに「愛される理由」みたいなものがわかったような感じがしましたー。マルチェロおじさん、最高〜。

Miki■フェリーニに「マルチェリーノ!」と呼ばれてるのがかわいい〜。おっさんなのにぃ。あ、でもおっさんだからか、撮影も午前中はいつも眠そうで使い物にならなかったようです。夜遊びはほどほどに。

Canto■優柔不断、輪郭がぼけぼけ。なーんとなく母性本能をくすぐられます、マルチェロ。じんわり放つ天然系の魅力からは逃れられません。「BARに灯がともる頃」のおとうさん役、最高でした。

Miki■プールに落ちた女物帽子を水に入って拾うところはとっても気障なのに、恐妻家。挙句転落していってしまい、マダムになった昔の彼女に再会する「黒い瞳」。すごく好きですが悲しくてあまり観たくない。うう。「81/2」でマンマがマルチェロ坊やをベッドに入れるところがすごく好きです(本人じゃないけど)ね。後は定番「甘い生活」冒頭、同棲女が自殺未遂で命をとりとめた所。「Torno subito ...(すぐ帰ってくるよぉぉん)」という囁きが!倦怠期の女にもこんな甘い声で囁くなんて!!! 私にもなんか言って!(阿呆)




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