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007は二度死ぬ
CAST
ジェームズ・ボンド :ショーン・コネリー
アキ :若林映子
タイガー田中 :丹波哲郎
キッシー鈴木 :浜美枝
エルンスト・S・ブロフェルド :ドナルド・プレザンス
M :バーナード・リー
Q :デスモンド・リュウェリン
マネーペニー :ロイス・マクスウェル
FILMMAKERS
製作 :ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ
監督 :ルイス・ギルバート
原作 :イアン・フレミング
:『007は二度死ぬ』 ハヤカワ・ミステリ文庫
脚本 :ロアルド・ダール
ストーリー原案 :ハロルド・ジャック・ブルーム
撮影 :フレディ・ヤング
プロダクション・デザイン :ケン・アダム
音楽 :ジョン・バリー
主題歌 :ナンシー・シナトラ
(117分/1967年・イギリス/イオン・プロダクション作品/ユナイト配給)

STORY
アメリカ・ソ連の宇宙衛星が次々と姿を消すという不思議な事件が起こっていた。冷戦状態にあった米ソ両国は、それをお互いの陰謀と思い、開戦への緊張が高まっていた。そんなとき、英国諜報部は謎のロケットが日本から発射されていることを突き止めた。さっそく日本へ向かったボンドは、日本の諜報機関のタイガー田中と協力し、ついに小さな火山島にスペクターのロケット工場を発見する。
GOODS
トヨタ2000GT トヨタ2000GT
TOYOTA2000GT
知る人ぞ知る幻の名車である。1967年に発売されたものの生産コストがかかりすぎるという理由で3年後、わずか337台が世に出ただけで姿を消したという伝説のクルマ。
カーテレビ SONY通信システム
Audio/Video Conferencing System
トヨタ2000GTのオーディオシステムに組み込まれている。
本編ではタイガー田中からダイレクトに指令が入った。
ロケット銃 ロケット弾
Rocket Bullets
ロケット噴射機能付きの弾丸。専用の銃にこめて使用する。小さいながら抜群の威力を誇る。(提供:タイガー田中)
ベビーロケット ベビーロケット
Cigarette Rocket
煙草のなかに仕込める超小型ロケット弾。27m以内なら命中確実。タイガー田中いわく「命を救う煙草」とのこと。
解読機 金庫番号解読機
Safe Cracking Device
金庫の扉にあて、ダイヤルをゆっくり回すだけで、暗証番号が解読できてしまう便利もの。ハンディサイズで持ち運びにも重宝。
リトル・ネリー リトル・ネリー
Little Nellie
Q自信の小型ジャイロコプター。分解すれば4つのトランクに収まり、組み立ても容易だが、装備はなかなかのもの。
[機関銃2丁、ロケット発射筒2門、熱追尾式空対空ミサイル、
火炎砲2丁、煙幕発生器、空中投下機雷つき]

[Qの研究室]
OTHER
なぜ日本なのか?
今回の007の舞台は我らが日本。以前、原作者のフレミングは著書の宣伝のため来日し、日本を大変気に入ったらしい。この旅行記は「007号世界を行く」という題で新聞に連載され、日本での体験をヒントに「007は二度死ぬ」が執筆された。
ボンドの日本語
マネーペニーから『すぐに使える日本語(Instant Japanese)』という本を渡されたボンドだが、「日本語ならケンブリッジで習ったよ」と言い放っている。さて彼の日本語のお手並みは・・・「サヨナラ」「ドウモ」etc.
ちなみに日本の諜報機関との合言葉は「アイラヴユー」。
両国国技館
佐田ノ山関と接触して、相撲観戦をするボンド。しかし国技館への道のりがおかしい。銀座と思われる繁華街にあるドアを開けるとそこは両国!外には人力車に乗る和服美人の姿も見える。
タイガー田中の専用列車
某地下鉄の底深くにあるタイガー田中の特別仕様の電車。外観はただの営団丸の内線車両だが、中に入ると和服美人の接待で酒が飲めるという贅沢なつくり。。
ウォッカ
今回も酒にうるさいボンド。ロシアのウォッカを飲んでご満悦と思えば、タイのウォッカには渋い顔。ちなみに日本酒もたしなむようで「適度に澗(かん)をした酒がいい。人肌というやつだ」などとなかなか通なことを言っている。
忍者養成所
ボンドが忍者訓練を受ける国家最高機密の武術訓練所。多くの忍者たちが日々修行に余念がない。このロケは我が国宝・姫路城下で行われ、なんと壁に手裏剣をさしてしまったというエピソードも。
日本人になる方法
今回の作戦では、ボンドは日本人になるべく、さまざまな工夫をこらしている。まず一重まぶたにして、カツラと染料を使い黒髪に。髪を染める際に「下は染めないのか?」とボンドがきくと、日本女性たちは「私たちだけの秘密よ」と軽やかに笑っていた。

めざせ!! スパイへの道 【LESSON : 5】
長く険しいスパイのレッスンも5回目を数える。今回は日本が舞台となり、ボンドのスパイ精神(スピリッツ)を身近に感じるいい機会でもあった。しかし、わが日本に颯爽と現れたジェームズ・ボンドは、なんと忍者になるための修行を積むのである!まさに灯台下暗し。我々はスパイというものへの憧れに目がくらみ、西洋の物真似に従事してはいなかったか?我が国には『忍術』という素晴らしいものがあるにもかかわらず、だ。忍者部隊を前にしたボンドとタイガー田中の会話がすべてを物語っている。「反射神経が鍛えられる」「精神力もだ」
──スパイ志願の諸氏よ、いまこそ日本の伝統的武術を見直し、ボンドにならって我々も忍者になるべく修行し直そうではないか。まずは基本中の基本として柔道、剣道はおさえておきたい。もちろん黒帯(有段者)が常識だ。さらに小道具として昔ながらの手裏剣(しゅりけん)は必須アイテム。竹ヤリもバカにしてはいけない。上級者となれば真剣でチャンバラ映画のごとく6、7人をバッサバッサと斬りすてることも夢ではない。ここまでくれば、あなたも国際的に通用する立派なNINJAだ。
今回のポイント
我が国の伝統的武術『忍術』を見直そう
●柔道・剣道は段をとるまで稽古に励むべし。
●手裏剣や竹ヤリ、真剣など、武器の使い方もマスターすべし。
●あくまでも鍛えるのは技術ではなく自分自身であることを忘れるべからず。





────JAMES BOND WILL BE BACK IN "ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE"



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