[研Q室]



──例のごとくボンドを追いかけて、わざわざ日本まで出張してきたQ。彼は小型ヘリコプター"リトル・ネリー"を運んできたのだ。ボンドのうしろにはタイガー田中の姿もみえる。

007「(Qの姿を見るや)ようこそ!お父さん。彼女は?(※リトル・ネリーを発明したQをからかって)」
Q 「(うんざりして)長旅で疲れてるんだ。子供じみた冗談はやめてくれ」
ここで4人の助手が次々と黒いトランクを持ってきて並べ、開いてみせる。
田中「驚いた。これがリトル・ネリーか?」
007「最高だろう。小さくて、すばしっこい。理想のタイプだよ」
田中「ヘリのオモチャ?」
Q 「(ちょっとムカっとして)そう思ったら大間違いだ。君(007)が最後に使ってから改良を加えた」
田中「こんな子供だまし。私のヘリを使うことだ」
Q 「(鼻持ちならないというふうに)よく見たまえ!機関銃を2丁つけた」
007「射程距離は?」
Q 「90m焼夷弾を使う。
ロケット発射筒2門。前方に発射する。
熱追尾式・空対空ミサイル、速度マッハ60。
火炎砲2丁、後方に出る」
007「(火炎砲の)距離は?」
Q 「70m、横には煙幕発生器。
空中投下機雷、標的の真上から落とせよ。
改良点はそんなところだ。(007にヘルメットを渡しながら)撮影カメラつきだ。周波数を410メガヘルツに。幸運を(そっけなく)」
007「島に着いたら連絡する」
──と言いつつ、さっさとリトル・ネリーで飛び立ってしまうボンドであった。





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